美濃竹紙工房 鈴木竹久様より
春馬くんが亡くなってから、
+act、日本製を見たというファンからの電話、見学者が多くなり、
改めて「三浦春馬」ってすごい人だなと思っていました。
今まで色んな分野のお方が工房にお見えになりましたが、
彼ほど礼儀正しい人はおらず、芸能人とは思えないような好青年でした。
当日は、色んな話をして、色んな作業を経験してもらいましたが、
最後に
「美濃和紙のようになりたい」
といった言葉が忘れられません。
これは今考えると、
美濃和紙は薄くて丈夫、繊細で美しい、文化財を支える裏方であることなど
私が説明したことで、この言葉が出てきたのだと思っています。
本当に素晴らしい青年でした。私も残念でたまりません。
プロジェクトの方からお話を聞き
まだまだ皆さんの心の中に春馬君がいるのだなと思いました。
皆様の熱い思いには胸を打たれるばかりです。
皆様の思いに少しでもお手伝いできれば私も嬉しいです。
【お焚き上げに関して】
商品としては便箋、封筒として完成してはいますが、最終的には買って下さった方が使ってくれて完成すると考えています。
障子、ふすま、びんせん 修復、、、それが、何であっても、どんな形になったとしても問題ありません。
美濃和紙は変化して生きるのです。
私どもの便箋に春馬君への気持ちを書いて供養することが、みなさんの為、春馬君の為になるのなら、私達はそれを助けてあげられることは、本望だと思います。
美濃竹紙工房 鈴木竹久
※お写真のお花は、美濃竹紙工房 鈴木竹久さんの美濃和紙で作成されています。お花の制作は折紙アートにじのわ さんの作品です。
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